私は行くよ…HOTEL SHE OSAKAに。前編

2018年12月末…私は2018年中に必ず行きたいと思っていた場所があった。

大阪は弁天町、「HOTEL SHE OSAKA」だ。

随分前から公式Instagramを見ていて、「好きな色味、テイスト、写真の女の子が可愛い」この3つがガチッと見事にはまってしまった。

 

 

 

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私は脳内垂れ流しのはちゃめちゃ建物コラージュを作っているが、あくまで脳内だけの話。
実際はシンプルなやグレーを貴重に、落ち着いたブルー・ワインレッド…など自分の居場所は必要最低限のものしか無い、思考研ぎすまされる系の空間が好きだ。

しかし、根底の性格は自己主張激しめなので、1・2アイテム位こだわりの尖ったアート作品とか飾りたいとか思ってる。

Instagramの中のHOTEL SHE OSAKAはそんな私の理想がつまっていた。

一方で、おしゃれすぎる感じに少し不安も抱いた。好きだけど怖いの、怖いんです。
なぜなら私は小洒落た感じの雰囲気のカフェやBAR、イベントなどに苦手意識を持っていたからだ。

そう、おしゃぴー若者文化に対しての受け入れ態勢は0に近かった。

「チル」とかわかんねえよ。と思っていたし、シーシャとかオイオイ蒸気機関車じゃねえか、とまあまあ偏った見方をしていた。
自然とソレを出来ちゃう平成生まれの同世代達に対して、劣等感もあった。
私だって斜めな考え方・見方はしたかないの、ないんです。

似たような感覚をHOTEL SHE OSAKA に少なからず持っていたので、行きたい・見たい・気になるけどどうしようかと思っていた。

どうにか「行ける」と言う感情に持っていきたかった。

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私はふと、数年前のことを思い出した。
とても気になる洋館の内部が見たいと思ったが、調べたらそこは結構高級めなレストランだったり、気軽に入れない場所だった。

『やばい、アダルティすぎる…』

しかし諦められず、21歳の小娘だったけど周りに一緒に行けそうな人を探しておしゃれをしてテーブルマナーを頭に叩き込み、ディナーをした。あの時はめちゃくちゃ緊張した。

洋館、文化財などは入場料を支払い見学できるところから、フレンチやスパニッシュ、懐石料理などちょっとお高いレストランとして営業している所もある。

気軽に見学できない場所へ行く時のことを、私は「潜入捜査」と呼んでいる。

そうか、この時みたいな建物達と同じ感覚で行けばいいのかもしれない。何年もかけて空間と食事を楽しめるまできたじゃないか。

新たなジャンルの「潜入捜査」だ。
自分の中でしっくりきた。
良かった、自分単純で。

よし、そうと決まれば行かない理由は無い。
HOTEL 「SHE」なのだからこれは女子旅がイイ。
やだ、絶対に楽しいに決まっているじゃん。

私は旅のコミュニティで知り合った仲の良い女性5人に一緒にHOTEL SHE OSAKAに1泊2日で行きませんか?と声をかけてみた。

なんと、即3名がOKとお返事をくれた。

大阪へ向かうのは私を含め計4名。
部屋の予約も宿泊が平日というのもあり、すぐに取る事が出来た。

トントン拍子に事が進む。
こんなに気持ちの良いことはない。

よし、合わせて大阪の建物めぐりもしよう!と初日はベタだが神戸・北野の建物を巡るコースを考えてみた。

当日は現地集合。

それぞれゆるく連絡取り合い、ゆるく合流をする。
北野の異人館をめぐり、神戸モスクを見学し、弁天町へと移動する。

当日まで予約ページしか見てなかった私は向かう電車の中できちんとHPを見てみる事にした。すると、こんな事が記載されていた。
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弁天町という街はかつて港湾労働者が住んでいたと言われる港町で、商店街には昭和の趣そのままのレトロな商店銭湯が立ち並び、港には朽ちたビンテージや煉瓦造りの倉庫が立ち並ぶ独特の哀愁あります。(公式HPより一部抜粋)
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弁天町駅に到着。Google Mapで経路を確認し、今日1日の出来事を話しながら高架下沿いを歩いていく。

途中渋い商店街があった。名前は「繁栄商店街」。ど直球な意味が込められまくってるネーミング。なんか、ちょっと安心する。

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最後の信号を渡り、歩いていると「SHE」のネオンサインが見えてきた。

時刻は夜20時。ブルーの外観がより一層濃く見える。夜が似合う建物。

「このブルーは港を…」そんな事を考えながら電車の中で読んだHPの言葉を思い出していた。

どんな建物にも物語があると思って巡っていたのに、今回は想像力が働かなかった。見てくれと雰囲気で決めつけていた。

ルーツがあり、人がいて、建物(場所)がある。ああ、私は誤解していた。

こういった発見、そして新しい建物を見て新しい感情が芽生えるって良いよな。酔う。建物で酔える。

・・・さて、中へ入ってみよう。

続く

■HOTEL SHE OSAKA
■大阪府大阪市港区市岡1丁目2−4
■2017年9月OPEN