大好物「館」のつく場所〜国立民族歴史博物館編〜

どこかへ出かけよう、と思ったときに一番最初にチェックするのが『展覧会情報』

美術館だけではなく、博物館や資料館、映画館など。

こんなにも楽しい時間があるのか、という位有意義な時間が過ごせる場所だ。

最高のセットは 美術館or博物館 + 洋館(建築関係)

6時間あったら必ずこの流れでいく。スマホと少しの現金とSuicaがあれば私の大好きな時間が手に入る。

去年の夏に行った、期待値を遥かに上回った「館の付く場所」千葉県佐倉市にある国立民族歴史博物館について話をしたい。

この日は、姉と姉の友人達と佐倉城址公園で開催される人気のクラフトイベントを回る予定だった。

約束の集合時間前に到着。
車から降りた途端、ジリジリと照り付ける初夏の太陽。
どうしよう、めちゃくちゃ暑い。
そして、まさかの友人2名が道が混んでて1時間程遅れるとの連絡。

姉に渡された公園内MAPみたいなものを見ていると「国立民族歴史博物館」の文字が。正直、暑いし人も多いし博物館に行きたい。

どうせあと1時間来ないし、集まったとしても結局別々に行動する人達だ。
もうこれは行こう。

わたし、行く。

姉ともう1人の友人に「ちょっと、博物館見てきます」と言い残し私は博物館へと急いだ。

 

「国立」と付くんだから、さぞかし凄いもの見れるだろう…。

ウキウキしながら館内へと進む。

館内はとにかく広く、ほとんどの人がイベントの方へ行っているからか 人も少なく ラッキー状態だった。しかし、広さや内容的にも、端から端まで見ていたら5時間でも足りない。何日か通いたいレベルだ。

時間は限られている為、とりあえず目標2時間で館内を回る事にした。

 

 

国立民族歴史博物館は第1展示室から第6展示室まであり、第1展示室(現在はリニューアル工事中)-原始・古代-から第6展示室の現代までの流れ、当時の人々の動き、暮らし、文化など多ジャンルにわたり展示されている。

細部まで作り込まれている江戸の町の模型に「江戸博並みだ…」と感動し、時間は無いのについついじっくり見てしまう。

10~12世紀の平仮名・片仮名の始まりや、8~17世紀の印刷業の展示なども素晴らしく、興味がどんどん湧いてくる。

進んでいくと、寺子屋のような感じで江戸時代の文字で自分の名前を書いてみよう、みたいな内容の体験コーナーもあった。

『小さい子の体験だろうな~』と思ってサラ~と見て行こうと思ったら 教えてくれるであろう、寺子屋のおじいちゃん先生と目が合いまさかの

「体験していって!」

もちろん、体験。

中学時代の個別指導塾を思い出すくらい、マンツーマン。

 

おじいちゃん先生は丁寧で優しく、なによりめっちゃ褒めてくれる。

(夜露死苦ばりの ひかる〜漢字ver〜 を練習)

思い出に練習した用紙は持ち帰る事にした。

中には、え?大丈夫なのか?と思うようなマニアックな特別展まであった。

まさかの「見世物小屋」展だ。

恐る恐る中へ入ってみた。

どうしよう、私1人だ。ちょっと怖い。

けど見たい。

中には人間ポンプや電気人間、たこ娘など…映像やポスターなど、目にした事の無い世界が広がっていた。そこまでエグいのは無く、ちょうど良い感じだ。

そりゃそうか、子供も来る場所だもんな。と、ここがどこか忘れてしまう位 見世物小屋の世界に入り込んでいた。

大人まで楽しめる内容が満載の博物館…。今までなぜ来なかったのか本当に不思議。アンテナをもっともっと張らなくてはいけないな。

終盤の近代ゾーンもまた、大好きな明治の建物の模型や展示も沢山あり「ちょ、ちょっともお~~(笑)。」状態。どんだけ私のココロを掴むんだ。

そして、さらに胸をずきゅんと撃ち抜かれた第5展示室。

高度経済成長期に建てられた赤羽台団地のダイニングキッチン、ベランダなどなど実物大再現だ。

昭和37年にタイムスリップしたような感覚。

DVDや本、ネットで見た光景だ。

年代でも無いし、懐かしいとかわかんないのに懐かしい。これはDNAレベルで懐かしい。

ひとりで興奮してしまい、ノスタルジー教の私にはパラダイスな場所だった。

「さすがに戻らなくては…。」

 

名残惜しいが、さよならの時間だ。

 

後ろ髪を引かれながらクラフトイベント会場へと戻り、無事姉たちとも合流し様々な手作り作品を見て回った。もちろんこちらのイベントも楽しかった。

その後は、イベント会場から車で移動し 国重要文化財の旧堀田邸を見学した。(建物正方形レポートとしていつかまとめよう)

なんとも刺激的な1日だった。

まだまだ見れていないところや、期間限定の展示資料もあるので、近いうちにまた行かなくては…と、ドはまりしてしまった国立民族歴史博物館でございました。

ああ、たのしかったなあ。