「あんまり考えない」という事をしてみた下川町。その1

2月下旬、友人達に会いに北海道上川郡下川町へ行ってきた。

北海道といったら、札幌・旭川・小樽などメジャーで都会なところにしか行った事がなかった。

基本的にフルMAXパワーで、見て・遊びつくしてやるぜ精神が強い私は、どこに行く時も鬼のギチギチスケジュールを組む。

そうだそうだ思い出した。

札幌でスープカレーに感動し、旭川で動物園でユキヒョウに興奮し、小樽ではビールの飲み比べをしたんだった。

ラーメンもジンギスカンも食べた。
市場で海鮮丼も食べた。

飲んで食べてばっかりだ。

いわゆるTVや雑誌で紹介されるようなTHE・観光ちっくな北海道の楽しみ方しか知らなかった。

全然それでも良いし人それぞれだが、もっと変化球でその地域を楽しみたい。

マニアックな場所に数カ所行っただけでその地域を知った気にはなりたくない。

 

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ひょんな事から北海道下川町へ行く事になり、そこで何をしようか考えた。

滞在はまさかの2泊3日。
仕事の関係で仕方のない事だ。
しかし、北海道に行くにしては短すぎる。

前回のたらふく食べ飲み北海道は1週間…もうこうなったら、私は人生初の試み【あんまり考えないしよう旅行】を決行する事にした。

(建物だけはダメだった…調べたくてうずうずした結果Google MAP上で散策しちゃった)

 

ーいざ、下川町へー

羽田空港から旭川空港へ向かい、旭川空港からバスで旭川駅へと向かう。

途中旭川駅で昼食を取る事にし、目的地までの道のりでいくつかレトロビルを発見した。

うーん、好きい。

スーツケースをガラガラ引きながら歩いては立ち止まる…歩いては立ち止まるを繰り返す。

一緒に移動していた友人2人に申し訳無いなあと思いつつも「ごめんごめんごめん1分1分!!パパパっと撮影しちゃうから!」と告げ、建物一直線タイムに入ってしまう。

でもしょうがない、目に入ってしまうのだから。引き寄せられてしまう。IN 旭川

シンプルな四角い建物のこういう角度フェチ。角っこが迫ってきそう。

よく見ると自分が写り込んでいて恥ずかしい。本気の姿勢。

それにしてもこのレトロビル、左右のタイルが縦と横と変化があって面白い。

違うのになんかまとまってる風なのがすごい。

下は曲線、上は直線ビル。うねりがいいね。

 

昼食は北海道名物?餃子カレー。

カレーと餃子にコンボに若干の不安があったが口に入れた瞬間、その不安は感動へと変わった。

おいおい、美味しいじゃないかよ。

(餃子カレー+餃子1皿+ビール=最高)

 

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その後、電車の時間まで近くの喫茶店『さっと』でゆっくりする事にした。

中は喫茶店というよりスナックちっくな雰囲気で、純喫茶などで見かけるゲーム台がテーブルーになっているタイプだった。

ちなみにゲームの内容は麻雀だった。で、できん。

私は喫茶店の売りである『ウィンナーコーヒー』を注文。

今にも崩れそうで、ハラハラドキドキ感が味わえる。

一緒に付いてきたチョコレートソースを3分の1かけたところでサクランボがボトン、と落下。

なかなか出会えないボリューム感のホイップクリームに胸焼け寸前。

コーヒーに辿りついた時の感動は忘れられない。コーヒーも普通に美味しい。

 

旭川四条駅からJR宗谷本線で名寄駅まで向かう。

夕日が背中を押してくる感。

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駅名も変わったものが多く、アナウンスされる度に気になってしまい読書に集中できない。

一番ツボだったのは「比布ーぴっぷー」

響きがキュートすぎる。

1時間40分程で名寄駅に到着。長かったような短かったような、なんだか不思議。

電車内は暖房が効いていて暖かいし、色味はなんかおばあちゃんの家みたいだし落ち着く。

外の景色はずっと雪!雪!雪!だったけどずっと外を見ていられた。

名寄駅から下川町までは車で移動。

東京から約6時間ほどで目的地である下川町へ到着した。

まず宿泊する「結いの森」へチェックインし、どさっと荷物を降ろす。

机の上にあった案内で、宿泊者は五味温泉の入浴料が無料になると知る。

これは行くしかない。

明日、必ず行こうと誓う。

 

初日の夜は一緒に行った友人・下川町で暮らす友人達・下川町の方々と、手作りのあたたかさが沢山詰まったゲストハウスで「andgram」で素敵な夜を過ごした。

美味しいごはんにビール、住んでいらっしゃる方ならではのあるある話・大人数でやるゲーム…あれ、私って中学生だったけ?と思う位、修学旅行のような楽しさと、穏やかな空気感に思わず時間を忘れてしまった。

おとぎ話によくある『楽しい一夜』的な。そんな感覚だった。

 

穏やかに楽しい。