「あんまり考えない」という事をしてみた下川町。その2

下川町2日目

初日にゲストハウスで知り合った、器の製作をされている木工作家さんの工房へお邪魔させて頂く事になった。

本業である『インテリアショップの副店長・インテリアコーディネーター・ハンドメイドイベント講師』と、基本的にPCかお店の工房で作り物をしている身としてはウハウハなイベントである。

木工作家さんの作業風景を見学できるなんて。ねえ。

実際に作業場はめちゃくちゃかっこ良かった。

 

木の匂いも甘い気がする。

お店で仕入れる時も大量に注文してしまう位、大好きな白樺がゴロゴロある。

しかも太いときたもんだ。羨ましいが止まらない。

そして、工具や作業工程・使用している素材への質問が止まらない。つい、ゾーンに入ってしまった。

快よく工房を見学、使用させて頂いた木工作家さん…本当にありがとうございました。

 

そして、今回の【あんまり考えないしよう旅行】の中で唯一の考え・がっつり調べた「惠林館」がまさかの工房の隣だったので見に行く事にした。前日に行くと誓った五味温泉にこれから向かうというのに欲望が抑えられなかった。

しかし、暗い。

街灯も少ない。

寒い。

お腹すいた。

けれど、確認できる。

真っ白な世界に静かに建つ水色の洋館が…。

屋根の上の柔らかい曲線を描く雪によってファンタジー感が増す。

より一層パステルカラーの建物が可愛らしく見える。

洋館ゲレンデマジックだ。

恵林館は元々は旧下川営林署庁舎の建物で、現在は森林・林業の資料が展示され、まちなかミニ文庫として図書の貸し出しも行っていて、他にもイベントなどにも利用(有料)されている。

 

 

昭和12年から現在…平成31年まで下川町の人々と寄り添っているのだ。

親しみのある雰囲気に『町の洋館』という言葉がぴったりな気がする。

ただ可愛いだけじゃない、背景にはストーリーがある。

選択肢は多くはないけれど、だからこそ浮き彫りになるその存在感と大切さ。

不思議と穏やかな気持ちになる建物だ。

きっとこの町と建物は比例した関係性を持っていて、だからこそ私は穏やかに惠林館を見れているのかもしれない。

なんかわからないけど、心にゆとりを持ちたいと思った。

その後は五味温泉でサウナに天然炭酸泉と、さらに心がほっこりモードに入った。

ホクホクだ。

なんでもない日ばんざい。

■恵林館(旧下川営林署庁舎)
■上川郡下川町緑町
■昭和12年 1937年竣工
■料金 無料